2023年に行われる2級建築施工管理技士試験について、申込期間や試験日程などの情報と申請時の注意点などを解説しています。
2級建築施工管理技士試験(正式には2級建築施工管理技術検定)は、年2回実施されています。
但し第二次検定については、年に1回しか行われないことから、建築施工管理技士の認定を受けられるチャンスは、年に1回だけと考えてください。
今回の試験日程の情報は、2023年前期試験について受験応募が終了していますので、後期試験について、スケジュールを確認していきましょう。
目次
1-1 重要!検定の区分に関する注意
1-1-1 第一次・第二次検定(同日受検者)
1-1-2 第一次検定のみ、もしくは第二次検定のみの受験者
毎年11月に実施される後期試験は、第一次検定と第二次検定の両方が実施されます。
2023年度のスケジュール(後期試験)は、下記のように決定されています。
◇重要!検定の区分に関する注意
後期の2級建築施工管理技術検定は、第一次検定と第二次検定を同じ日に実施されることから、受検申し込みの区分が3つにわかれており、受験区分によって願書も異なっています。
3つの区分とは、①第一次検定のみ ②第一次・第二次検定(同日受検) ③第二次検定のみという3区分となっており、下記の注意事項を必ず確認しておきましょう。
第一次・第二次検定(同日受検者)
※試験は、必ず第一次検定から受検しなければなりません。
※第一次検定と第二次検定ともに、同じ日に受検をしますが、第一次検定の合格基準を満たさなかった場合は、その受検者の第二次検定の採点は行われません。
第一次検定のみ、もしくは第二次検定のみの受験者
※第二次検定の受検資格の対象者は、令和2年度までの学科試験合格者、または一級建築士試験合格者です。一級建築士の方が、第一次検定合格の資格(技士補)取得を目的として、第一次検定のみに受検申し込みを行うことは可能です。
※なお、第一次検定のみと第二次検定のみの試験会場は、別会場の可能性があります。
インターネット申込:2023年6月30日9:00~7月28日23:59まで
※再受検申込者のみが、インターネット申込が可能となります。ただし、これは過去に一次・二次(同日開催)を受験した方、もしくは二次試験受験者に限ります。
過去の受験が一次検定のみの場合は、新規受験となりますのでご注意ください。
※そのため、新規受験の方は書面申し込みとなりますのでご注意ください。
※書面申し込み者は、願書購入が必要です。
(試験日程)
願書販売 2023年6月30日開始
願書受付 2023年7月14日~7月28日 当日消印有効
試験日 2023年11月12日 第一次検定・第二次検定を一日で実施します。
第一次検定合格発表 2023年12月22日
第二次検定合格発表 2024年2月2日
試験地は、札幌・青森・仙台・新潟・金沢・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・鹿児島・沖縄となっています。
ただ、受験者が学生(高校、5年制高等専門学校、短期大学、専門学校、大学など)の場合は、学校単位で申し込めば、以下の試験地でも第一次検定のみ、受検申込を受け付けています。
※学校単位の申し込み:帯広・秋田・盛岡・長野・倉敷・出雲・高知・長崎
上記の試験地で受検したいときは、必ず「学校単位の申込」の手続きを行ってください。
■合格までの勉強について
試験勉強は、何事においても自分の苦手な分野と得意分野をきちんと把握して、苦手な分野については時間を掛けて理解する努力が必要です。
そのため、2級建築施工管理技士試験指定の学科を卒業していても、自身が不足していると思われる知識や情報不足は何かを把握することから始めてみましょう。
資格取得のためには、毎日少しずつでも繰り返し勉強する姿勢が大切と言われています。
2級建築施工管理技士試験対策講座の運営会社の情報によると、2級建築施工管理技士の受験勉強時間は60時間~300時間程度と言います。
時間だけ見ると、かなりの時間の違いがあるのですが、これはすでに他の資格を持っているなどのスキルの差が時間に表れるようです。
仮に、300時間と仮定すれば、少なくとも受験6カ月前から勉強をスタートさせるのが望ましいかと思われます。
仕事の時間を割いて学習を進めるとなると、スクールに通う時間を作るのも大変ですから、通信講座を使うとか書籍で独学しながら、過去問題を解いていくことをおすすめします。
また、二次試験対策については、専門の方に教えてもらうのがベストな勉強法なので、
会社の試験合格者の先輩や上司の方に記述内容の添削をしていただけると良いのですが、難しい場合はネットで検索すると添削サービスをするページがみつかりますので、利用するのも良いかと思います。
ただし、添削サービスの会社によって、添削の内容はまちまちで、料金も様々なので、利用するかについては十分に検討が必要です。
資格試験合格のためには、少しでも、毎日勉強を行うことが重要です。
働きながら資格取得を目指すのは大変と思いますが、途中で挫けないように試験までの勉強スケジュールを計画的に進めていきましょう。
合格のために、通勤時などの隙間時間を上手に利用して、何かしらの試験勉強を毎日行うことを習慣化されることをおすすめします。
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