未経験から『施工管理に挑戦したい』と考えている方の中には、
「履歴書ってどう書けばいいの?」という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、未経験から施工管理を始める方が意識すべき“履歴書作成のコツ”について詳しく解説していきます。
採用率を高めたい方や、面接官に良い印象を与えたいと考えている方は、是非参考にしてみてください。
<目次>
・未経験から施工管理を始めるうえで履歴書が重要になる理由
・履歴書作成前に行うべき自己分析の3ステップ
1)過去に熱中していたものを書き出す
2)過去に一番頑張ったことは何かを考える
3)その経験が施工管理にどう生かせるかを考える
・施工管理未経験者が履歴書作成で意識すべきポイント4選!
1)志望理由は具体的に書く
2)志自分が持っているスキルや知識をアピールする
3)志企業にとってのメリットを盛り込む
4)志自分の熱意を伝える
・好印象を与えやすい自己PR例
『臨機応変に対応できる』
『地道な努力を積み上げられる』
『コミュニケーションやマネジメントが得意』
『体力に自信がある』
・まとめ
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施工管理は未経験からでも挑戦できる仕事ですが、未経験から施工管理になるためにはアピールの仕方が物凄く重要になってきます。
口頭で「頑張ります!」「やる気があります!」というのは簡単ですが、
それだと面接官に響きにくいです。
そこで役立つのが、履歴書です。
履歴書をしっかりと作り込むことによって、自分の熱意ややる気を論理立てて説明できるようになりますので説得力が増します。
その結果、面接官からの印象も良くなり、採用率を高めやすくなるのです。
履歴書を作成するためには、ひとまず自己分析を行う必要があります。
とはいえ、
「自己分析ってどうやるの?」
という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。
以下、説得力のある履歴書作成に繋がる自己分析のステップについて詳しく解説していきます。
1)過去に熱中していたものを書き出す
自己分析をする際は、過去に熱中していたものを書き出すことから始めましょう。
こう聞いて難しく考えてしまう方もいるのですが、
・部活
・大学でのイベント
・資格取得のための勉強
・趣味
など何でも構いません。
建設業や施工管理に関係のないことでも構いませんので、まずは真っ白な紙に熱中したことをズラッと書き出してみてください。
2)過去に一番頑張ったことは何かを考える
過去に熱中したことを書き出したら、具体的にどのようなことを頑張ったのかを考えていきましょう。
例えば、過去に熱中したことが部活動だった場合は、
・全国大会出場に向けて、毎日自主練を行った
・県制覇に向けて、自分がキャプテンとなってチームをまとめた
などです。
このように、過去に熱中したことと、頑張ったことをピックアップすることにより、自分の強みやアピールポイントが明確になってきます。
3)その経験が施工管理にどう生かせるかを考える
過去に熱中したことや頑張ったことをピックアップして、自分の強みやアピールポイントを明確にした後は、その経験が建設業や施工管理にどう生かせるかを考えることが大切です。
話を上手にまとめ、自分の経験をどう活かせるか、企業にとってどのようなメリットがあるのかを伝えることができれば、面接官に良い印象を与えやすくなります。
では次に、施工管理未経験者が履歴書作成で意識すべきポイントを4つ紹介していきます。
1)志望理由は具体的に書く
未経験から施工管理を目指すためには、志望理由を具体的に書くことが大切です。
例えば、
・なぜやりたいのか
・なぜその会社を選んだのか
・入社したら何をしたいのか
などです。
経験のあり、なしにかかわらず、面接では志望理由が物凄く重要になりますので、余白を作ることなく、具体的に記載しましょう。
2)自分が持っているスキルや知識をアピールする
履歴書作成においては、自分が持っている知識やスキルをしっかりとアピールすることも大切です。
できれば建設業や施工管理に活かせるスキルや知識をアピールするのがおすすめですが、そのような知識やスキルがないという場合は、
・これまでの人生で体験したこと
・前職で経験したこと
などでも構いません。
スキルや知識をアピールする時のポイントは、自分の主張と実際に合った出来事をセットにすることです。
そうすることによって、より説得力のある履歴書を作成できるようになりますので、是非意識してみてください。
3)企業にとってのメリットを盛り込む
履歴書を作成する際は、自分のことをアピールするだけでなく、企業にとってのメリットを上手に盛り込むことも大切になってきます。
企業側は、熱意ややる気がある人材だけでなく、企業にとってメリットのある人材を雇いたいと考えています。
自分を雇うことによって、企業側にどのようなメリットがあるのか、どのような利益をもたらすのかをしっかりとアピールできれば、採用してもらえる可能性が高くなるのです。
4)自分の熱意を伝える
施工管理というのは、建設工事を指揮監督する責任重大な仕事です。
様々な工程や職人さんを適切に管理する必要がありますので、熱意をしっかりとアピールする必要があります。
こう聞いて、
「どうすれば気持ちが伝わるかな」
「どんな言葉を使えばいいかな」
と悩んでしまう方もいると思いますが、難しく考える必要はありません。
自分が思っていること、思い描いている未来を自分の言葉で伝えるようにしましょう。
・好印象を与えやすい自己PR例
未経験から施工管理を目指したいと考えている方の中には、自己PRの仕方で悩んでいる方も多いでしょう。
以下、好印象を与えやすい自己PRの例をいくつか紹介していきます。
『臨機応変に対応できる』
面接官にポジティブな印象を与えるためには、臨機応変に対応できることをアピールするのがおすすめです。
というのも、施工管理は天候や周辺状況の変化など、様々なトラブルにも臨機応変に対応しなければなりません。
これまでの経験や、実際に合った出来事を踏まえながら臨機応変に対応できることをアピールすることによって、
「施工管理としての適性がある」
と判断してもらいやすくなるのです。
『地道な努力を積み上げられる』
地道な努力を積み上げられるというのも、立派なアピールポイントです。
大規模な建設工事になると、完成に数か月から数年程かかります。
施工管理は、このような中でもコツコツ着実に業務を進めていく必要がありますので、地道な努力を積み上げられるというのは、施工管理において物凄く大切なスキルと言えるのです。
過去に、長期間のプロジェクトにかかわった経験などがあれば、その経験なども踏まえて具体的にアピールしていきましょう。
『コミュニケーションやマネジメントが得意』
施工管理には、
・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル
が求められます。
なぜなら、
・施主
・職人
など、様々な方とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があるからです。
未経験の場合でも、自己PRでこれらのスキルを上手にアピールできれば、面接官に良い印象を与えやすくなります。
『体力に自信がある』
施工管理は、仕事内容が多岐に渡りますので、体力がなければ務まりません。
・運動が好き
・筋トレが趣味
・運動部に入っていた
・健康に自信がある
などを伝えることによって、施工管理の適性をアピールしやすくなります。
施工管理は未経験からでも挑戦できますが、その場合は履歴書で自分のスキルや知識、熱意をしっかりとアピールすることが大切になってきます。
今回紹介した履歴書作成のコツやポイントを意識することによって、わかりやすくて、説得力のある履歴書を作成できるようになり、結果として採用率アップに繋げられます。
中には、
「未経験だからどうせ採用されない・・・」
と半ば諦めモードになってしまっている方もいますが、履歴書の書き方さえ押さえておけば、採用してもらえる可能性が高くなりますので、時間をかけて丁寧に作成していきましょう。
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