コラム

2023/03/09

女性の建設業におけるキャリアップ

かつて3K(きつい、危険、汚い)と言われてきた建設業界ですが、近年では少しずつ女性の割合が増えてきています。

とはいえまだまだ他の業界と比較して男性の割合が多いのが現状です。

 

この記事では女性が建設業で働く魅力やキャリアアップについて実際に勤めた経験を踏まえて紹介しています。

 

建設業界で働きたいけれど不安があって迷っている方、今後女性を受け入れていこうか悩んでいる方は是非最後までご覧ください。

 

【目次】

・建設業界で女性が働く魅力

・建設業界で女性が働きにくい理由

・建設業界で女性が働きやすくなるポイント

・建設業界で女性がキャリアアップする方法

・まとめ

 

建設業界で女性が働く魅力

建設業界で働く女性の割合は他業種に比べるとまだ少ないですが年々増えてきており、近年ではテレビCMやネットの広告でも女性が作業着やヘルメットを着用した姿をよく目にするようになりました。

現状男性の割合が多い建設業界で女性が働く魅力について、実際に働いた経験をもとに紹介いたします。

 

女性目線の意見を取り入れられる

働いているのは男性の割合が多くても、実際に建設しているものを利用するのは男性だけではありません。

女性が建設業界で働くことによって女性目線の意見を聞くことができ、より丁寧で細やかな対応ができるようになります。

女性ならではの視点での提案をするなど、男性だけでは気づかないお客様への気遣いが顧客満足度を向上させることも期待できます。

 

顔や名前を覚えてもらいやすく、コミュニケーション能力が身に付く

特に建設現場だと男性の割合がよりいっそう高いので、その分協力会社の方々に顔や名前を覚えてもらいやすいです。

覚えていただくことで話しかけてもらえることも増えて、

コミュニケーション能力も鍛えられますし、協力会社の方々との仲を深められます。

 

仲を深められると非常に仕事しやすく、女性という点で優しくしてもらえることも多いです。

多少無理なお願いをしに行っても話を聞き入れてもらえやすくなることもあります。

 

様々な能力を活かせる職種がある

建設業界と聞くと、体力的にきつくて『体育会系の人しかついていけないのでは』というイメージを持っている方も多いかと思いますが、実際は多くの職種があり活かせる能力は様々です。

いわゆる職人と言われる専門業者だともちろん体力が必要な場面は多いでしょう。

しかし、設計職や積算職はパソコンの前に座って図面を描いたり計算をしたりすることが多いので、何もない状態から図面を描くことが得意な人や計算することが好きな方はそういった職種を選択して能力を活かすことも出来ます。

また、ゼネコンの場合営業からアフターサポートの部署まで多岐にわたる部署が存在することが多いので、同じ会社内で色々な能力を発揮してキャリアアップしていくことも可能でしょう。

 

建設業界で女性が働きにくい理由

これから建設業界で働こうか考えている女性や、これから女性をより多く受け入れていこうと考えている会社の方々は多いかと思います。

建設業界で女性が働くうえで、現状働きにくいと感じる点を紹介します。

是非就職活動や会社の制度改善に役立てていただければと思います。

 

男性の割合が高い

職種にもよりますが、特に現場は女性が1~2人しかいない場合もよくあります。人によっては肩身が狭いと感じてしまうこともあるでしょう。コミュニケーションをうまく取れるといいのですが、話す勇気や話しかけやすい環境を全体で作ることが出来なければ女性が建設業界で働くメリットがなくなってしまうと考えられます。

 

女性専用の設備が整えられていない場合もある

会社にもよりけりですが、まだまだ女性が働く環境を整えられていない場合もあります。例えば男性ばかりの現場に配属されるとお手洗いのゴミ箱が設置されていないケースもあり、自分で用意する必要があるかもしれません。周りの方々の理解があれば生理痛などの体調不良も理解してもらいやすいですが、会社の雰囲気や上司にもよるでしょう。

 

女性社員が少ないため悩みを気軽に相談しにくい

上記の設備においてもそうですが、女性には時に男性には相談しにくい悩みがでてくることがあるでしょう。建設業界はまだまだ女性が少なく、特に建設現場に配属されると現場の中で女性が一人なことも現状では珍しくありません。女性社員同士の交流の場を作ったり窓口を設けたりすると少しずつ改善できるかもしれません。

 

 

建設業界で女性が働きやすくなるポイント

これからの建設業界には女性が必要です。どのようにすれば女性も働きやすい環境を作ることができるでしょうか。

 

育休・産休制度を整える

近年では男性も育児休暇を取得するようになりましたが、やはり女性の方が現状では活用することが多い制度です。育児休暇後に戻ってきやすい環境を作ったり、育児休暇だけでなく産後の時短勤務の制度を整えたりなど、女性の声を聞いた上で会社の制度を整えていくといいでしょう。

 

気軽に相談しやすい環境を作る

やはりどうしても男性の多い職場環境なので、人によっては話すことが出来ず悩みを抱え込んでしまうことがあります。日頃からコミュニケーションを取りやすい環境を作ることが重要です。

 

意見を述べやすい雰囲気を作る

女性と男性では視点が違って、男性だけでは気づけなかったことに気づくことがよくあります。そういった新しい意見を知れるのも女性が建設業界で働くメリットの一つです。しかしその意見を実際に聴くことが出来なければ意味がありません。固定概念にとらわれず多様な意見を柔軟に取り入れられるような環境を作ることは非常に大事です。女性目線の意見も取り入れることで女性にとってだけでなく男性も働きやすい環境が整えられるでしょう。

 

 

建設業界で女性がキャリアアップする方法

建設業界では男性だけでなくもちろん女性もキャリアアップすることが可能です。キャリアアップする方法について3つご紹介します。

 

資格を取得する

建設業界において資格取得はキャリアアップするのに非常に大事なことの一つです。

一級建築士や施工管理技士など、建設業界にかかわる資格は多く存在します。

自分の業務に役立つ資格を取得することでキャリアアップできたり資格手当をもらえたりするでしょう。

また、資格を取得することで部署異動や転職をする際も有利になります。

建設業界で働く場合資格を取得しておいて損は無いと言えます。

 

長く働き実務経験を積む

建設業界の資格は試験のほかに実務経験の年数が必要なものが多くありますので、キャリアアップをしたい場合資格の勉強とともに実務経験を積んでいかなくてはなりません。長く働けるような環境の良い会社を選んでコツコツと実務経験を積みましょう。

 

条件のいい会社に転職する

同じ能力や資格を持っていても会社によって任せられる仕事内容やポジションは違ってくる場合があり、転職すれば業務の面や給与の面などでもっと好条件の職場が存在する可能性があります。正当な評価をしてもらえる会社を選んでストレスなく働きましょう。

 

 

まとめ

いかがでしょうか。

近年様々な会社が制度改革を行い、昔よりは女性も建設業界で働きやすくなりました。

女性が建設業界で働くことによって、男性だけではできなかった女性目線の意見や感性を活かすことができます。

一括りに建設業界と言っても様々な職種があるので、自分のスキルに合った職種を選ぶと働きやすいでしょう。

 

また、女性が建設業界でキャリアアップするためには

資格取得が一番の近道です。

 

その為にも長く働ける環境を整備していくことが重要な課題です。

しかしまだまだ男性の割合が高く設備が整っていない場合があるので、

積極的に女性の意見を取り入れつつ、会社全体で男女関係なく意見や相談などの発言がしやすい環境づくりをしていくべきだと考えられます。

これからの建設業界には女性が必要です。女性がどんどん活躍できるようキャリアアップを成功させましょう。

新着記事

年間1,500件の相談実績!

熟練キャリアアドバイザー
あなたの夢の実現に向けて
全力サポートいたします