この記事では、「大手建設会社の施工管理に採用されるには?気になる年収は?」についてお伝えしていきます。
建物を建てる際に必要となる知識と経験を活かす『施工管理』。その職業に向いている人や現場に一番必要としている人材について、詳しく紐解いていきましょう。
【目次】
・施工管理とは
・大手建設会社での施工管理の仕事内容とは
・大手建設会社の施工管理としての年収
・施工管理に向いている人と向いていない人
・大手建設会社で施工管理者として採用されるには
・大手建設会社の転職に強い転職サービス3選(※アサーティブ追加)
・まとめ
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建築業界や不動産業界といった建物にまつわる業界で必要となってくる資格となっております。
施工管理とは、現場の責任者で建設工事現場の指揮監督をし、全体の管理を担う重要な仕事です。
また「書類作成」「打ち合わせ」なども担いますので、非常に幅広く高い専門性のスキルを求められます。
工事には大規模なものから小規模なものまでありますが、工事の全体を任されているので、施工管理者の能力次第で現場の進み具合というのが変わってきます。
施工管理としての主な仕事は、大きく分けると『現場対応』と『デスクワーク』になります。
入社したての多くの方は『現場対応』からスタートすることが多く、研修をしたのちに現場に出て建設の知識について学びます。
さらには、専門業者と違って工程と呼ばれる納期までのスケジュール管理と様々な工種の内容まで把握しなければなりません。
図面の見方や工事が終わった次の工事に期間を空けることのないようにスムーズに入れなくてはなりません。
このようにかなりの仕事量をこなさなければなりません。
詳しくは、この記事をご覧ください。
施工管理として働く人の平均年収は約450万円で、各業種の平均と比べるとやや高めです。
建築会社の多くは「年功序列制度」を設けていて、年齢を重ねれば年収が上がる仕組みになっていることが基本です。
実際の大手の年齢別平均年収としましては、以下を参考にしていただければと思います。
このように全体の業種の平均より高いと思います。
施工管理の最も高くなる原因として、残業が多くを占めるからです。
通常9:00〜18:00までが勤務時間の場合、朝は現場に出て状況確認や工程確認などしないといけないため早く出る必要があります。
そのため現場の朝は8:00に始まり17:00に終わります。
その間にデスクワークができないため、現場が終わってからデスクワークをする形になります。
そのため必然と残業をしてしまうのです。
施工管理の年収が高いのは、多くの作業を請け負うのもありますが、人を動かしたりなどやりがいの感じやすい仕事です。
施工管理は資格がなくてもできる仕事なので、資格の有無で年収が大きく変わるのです。
施工管理の上位資格である資格を保有していると年収は上がりやすいです。
施工管理についての仕事内容や年収について詳しくご紹介してきました。
施工管理希望の方に向けて「向いている人」と「向いていない人」についてご紹介していきます。
施工管理を希望する上で、自分に適性があるのかないのかを判断していただければと思います。
== 向いている人 ==
施工管理にて職人さんなどに指示を出して現場をスムーズに進める必要があります。
現場の要望等を聞き入れそれを取りまとめて指示を出したりするため。
基本的に外仕事なので、夏や冬など気温の変化が苦手な人は難しいです。
そのため体力がなくても難しいです。
施工管理をする上で、職人さんや搬入時のトラックの運転手など人と常に話をしてコミュニケーションを取らなくてはなりません。そのため人と話すのが苦手な方には難しいです。
施工管理に一番求められるのは、納期までに建物を仕上げてお客様にお渡しすることです。
そのために綿密な施工計画とトラブルが起きたときにすぐに変更できるかどうかになります。
現場では多くの人が働いており、同じ建築業にも様々な工種があります。そのため図面にない変更や実際にどんなに打ち合わせで詰めても仕様変更や予定していたスケジュールのずれが生じます。そこで発揮されるのは、トラブルをいかに臨機応変に対応できるかです。
職人さんに現場の状況を伝えず事故につながるケースもあります。いかに現場を把握し安全に納期までにしっかりと建物を完成させるかという責任があります。
== 向いていない人 ==
デスクワークに関しては、黙々と図面を見て変更などがあった際には報告などするだけなのですが、施工管理での現場では違います。
常に動き回り、内容や状況を把握して変更があれば対応しトラブルがあれば対応しなくてはならないためなかなか黙々とはいきません。
現場に出ている限り外仕事がメインです。中でもデスクワークの方が少ないため外仕事が苦手では難しいです。
施工管理では、職人さんに「現場の状況」「施工してほしいこと」「立ち入り禁止エリアはどこか」などを迅速に伝えなくてはなりません。
そのためダラダラと話していれば施工する時間がなくなり、納期に影響などが出てしまします。
施工管理をする上で、自分が受け持つ工種の他に別の工種も気にしなくてはなりません。
なぜなら他の工種が遅れていた場合、自分の受け持つ工種に影響がでてしまうからです。
そうなるとすぐに対応することができなくなり工程や納期の影響が出てしまいます。
そうなってはいけないため、周りにも気を配らなければいけません。
また、現場だけでなくデスクワークもあるので常に仕事の効率化が求められます。
朝早く現場に出て、夕方に会社に戻ってくる施工管理の仕事は「残業」がつきものです。
今の時代、残業を減らすために試行錯誤はしておりますが、現場に出ている間はデスクワークが出来ないため残業を余儀なくされる場合があります。
大手に限らずですが、現在建築業界や施工管理のできる人材を常に欲しております。
IT企業などが多くなってきた現在では、辛い外仕事を好む方が少なくなってきており、建築業での応募数などは減少傾向にあります。
なぜかというと昔の建築業のイメージの悪さや建築業全体の年齢層が高齢化していることもあり常に人材不足だと言われております。
そのため建築業で施工管理ができる人材がどんどん減少しているのです。
大手建築業に施工管理者として採用されるには、資格をどれだけ持っているかが重要になってきます。
法律がどんどん厳しくなっていて様々なことをするのに資格が必要になりました。
そのため国家資格や現場に必要なフォークリフトの免許など、作業をしなくても資格を持っていれば知識があるので即戦力となると思います。
実際に資格を多く持っていると年収も必然と上がりますので、なければ取っておくのもいいと思います。
現場に必要な体力とコミュニケーション能力がある人も、積極的に採用される傾向にあります。
施工管理をする上で現場に出て動き回れる体力と、現場の方々とコミュニケーションを取り現場がスムーズに回るようにすることが、とても重要なのでこの2つをしっかりとアピールをしていくことが採用につながります。
また建築業界全体で、昭和のような根性論で話をする人が多いこともあり、エネルギーに満ち溢れた人も採用につながると思います。
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いかがでしたでしょうか?施工管理の仕事にも『向き・不向き』があり、異業種からの転職者も活躍できる土俵であることが、お分かりいただけたのではないでしょうか?
現在、大手建設会社の施工管理へ転職を検討されている方は、
自身にとっての適職な仕事なのかをしっかりと見極め、将来性のある『施工管理』の仕事にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
まずは、業界について・職種についての理解を深める為にも、転職サービスを利用し「自分がエントリーできる企業があるか」を聞いてみるのも、大手企業に転職する近道なのかもしれません。
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